斗賀野製糸会社跡

トップページ高知県の観光四国の河川高知の河川仁淀川斗賀野製糸会社跡

佐川町

秋澤氏により明治二十六年丸山の興産館を安岡川畔に移して水車仕掛五十人操りの斗賀野製糸所を開設し同三十年株式会社として六十八釜百人操りの蒸気機関による操糸であった。爾来産繭の改良と製糸技術の向上に貢献、その後秋澤氏は明治四十一年六十一才を以て歿した。その後工場は越知製糸会社に譲渡され、其の分工場となったが、第一次世界大戦後の経済恐慌のため大正十一年閉鎖、その後昭和二年より同五年にかけ数人の経営者の交替をみたが永続せず、同十一月遂に全面閉鎖した。

(看板引用)

斗賀野製糸会社跡

仁淀川へ戻る