猿田洞を探検する

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猿田石灰洞

忍者修行の地として言い伝えが残る洞窟

日高村文化財に指定される全長約1420mの石灰洞。自然のままの深淵を進む探勝はスリル満点です。3層に分かれている洞窟にはコウモリやカマドウマが生息しています。入洞は懐中電灯、滑りにくい靴、動きやすく汚れてもよい服装で。

私は、カマドウマっていう物が何なのか知らなく、入洞する寸前に案内に出ていたのを見て想像した物は「カマキリの様な手をした、イタチ位の大きさですばしっこく動く夜行性の動物」です。途中洞窟の天井に居たらどうしようかと思いながらドキドキして探検したので、他の人より何倍もスリルがありました。(^_^;)
帰ってカマドウマを調べたら、なんと、「コオロギ」に似た昆虫でした。(゜o゜)

猿田洞を探検する

猿田洞を探検する 

洞内でコースアウトしないように、道標としてトラシマロープが張られています。

 

洞内は鍾乳石で出来ていますが、龍河洞の様にはっきりした鍾乳石ではないようでした。

 
猿田洞を探検する 
猿田洞を探検する 

この様な岩の裂け目は建設現場にある様な足場板が架かっています。尚足場板の下は、池になっていて水深は不明、夏場でもかなり水温が低そうです。転落すると上がれそうにないので十分に注意して下さい。

 

道標のロープが上に向かっているので、空洞に落ちないようにハシゴで上に向かいます。

 
 
 

上に登っても空洞だらけですので、足元に注意。

 

ここで上に上がると猿田洞出口になりますが、危険コースと言うものがあったので、冒険心をくすぐられ、行ってみる事にしました。入洞してからここまでは、写真を撮りながら約20分程でした。

 
 
 

危険コースもロープで道標をしています、下にはコウモリの糞が点在していました。

 

危険コースには想像はしていましたが、案の定この様なハシゴの橋が有り、とても不安定な状態でした。

 
 
 

途中にはこの様な横穴が無数に点在しますが、不用意に入ると出れなくなる可能性があるので、危険な行為はやめましょう。

 

この様なコウモリは無数に洞窟の上部にぶら下がっていました。

 
 
 

猿田石灰洞と言うだけあって、この様な石灰洞特有な岩もありました。

 

又ハシゴワークです。少し高さがあるので、注意して登りましょう。

 
 
 

この様な水溜りも多く存在していました、と言うことで、汚れてもいい服装が必要です。

 

しばらく進むと階段の上に出口が見えて、「ホット一息」

 
 
 

この小高い山の頂上付近にポッカリ口をあける洞窟の出入り口。

 

後は案内に従って下山します。入口からここまでは、この日約、一時間程でした。

 
 

この日近所の方と話をしていると、冬場のある日、この山を見上げると、鍾乳洞の出口より「白い煙が昇龍の如く立ち上る」状態を何度か見た事があるらしい。その様な状態を是非カメラにおさめたいものです。

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