赤蔵ヶ池

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愛媛県久万高原町

赤蔵ヶ池は、美川地区沢渡・二箆・筒城の3つの集落に囲まれた。標高約870mの山頂のくぼ地にできた、周囲575メートル、面積10,470平方メートルの湧き水による池です。この池には、西日本では希少種とされている「ジュンサイ」の自生、「ドブシジミ」が生息している事等があり、町の文化財としてだけではなく、自然環境保護の観点からも貴重な池です。また、この池には裏の顔があり、その歴史は定かではありませんが、古書によれば、この池は源三位頼政が退治した怪獣「鵺」(ぬえ)が棲んでいた池としての有名な伝説があります。池の周辺は、雑木林に囲まれ、四季折々の変化を見せ、時として静寂を破る小鳥のさえずりも耳にしますが、水面は常に蒼然と静まり、不気味ささえも覚える桃源郷です。豊かな自然景観と神秘的な伝説の2面性を備えたこの池は知る人ぞ知るスポットとして、今も訪れる人が後を絶たない名所です。

赤蔵ヶ池

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