虚空蔵山

仁淀川

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佐川町斗賀野

高岡郡佐川町・須崎市・土佐市にまたがる山。標高674.7m。古くから信仰と行楽の山として知られる。弘法大師は室戸に虚空蔵菩薩を祀って東寺(四国霊場八十八ヵ所第24番札所最御崎寺)を開いたが、この山に登り、求聞持の修法を行い、室戸虚空蔵に対する見渡しの虚空蔵菩薩を祀ったという。また山頂を鉾ヶ峰というが、これは秦の始皇帝が不老長寿の仙薬を探し、徐福と張良を蓮萊山に遣わしたとき、難船して土佐浦に着いた張良の一行がこの山に登ったが、仙薬は得られず、鉾を高くかざして望郷の涙を流したという伝説による。

虚空蔵山

虚空蔵山よりの眺望

眼下には土佐市街と高知自動車道、その先には横浪半島と浦ノ内湾を望み、さらには土佐湾を挟んで室戸岬が見える。

虚空蔵山

角度を替えると須崎市街と須崎湾が見える。

虚空蔵山

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