南海太郎朝尊鍛工房跡

トップページ高知県の観光四国の河川高知の河川仁淀川南海太郎朝尊鍛工房跡

高岡郡佐川町二ツ野

佐川町指定文化財

南海太郎朝尊は刀工銘で、通称盛岡友之助という。文化初年鍛冶を業とする家に生まれ幼年より家業につき、特に刀剣を鍛えるのを好み、長ずると共に技能も上達したが、更に修業を志して上京、伊賀守金道の門に入る。その後諸国を巡り、各地の刀工に学び名匠の名を高めた。当時、江戸では水心子正秀・京都では朝尊といわれた。思想家や志士(佐久間象山・吉田松陰・梅田雲浜・頼山陽等)と交わり勤王の志が篤かったが、安政の大獄の前、身の危険を感じてか安政五年帰国し、二ツ野鈴原で鍛刀。佐川・古沢八左衛門、二ツ野森岡亦次郎等に技を伝えた。

南海太郎朝尊鍛工房跡

仁淀川へ戻る  高知県の観光へ戻る 
高知の河川へ戻る